【ネタバレあり】100%最高とは言えないララランドの感想

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こんにちは!すずです。

新卒生活残り1ヶ月を控える中、次のキャリアを毎日毎日うーんと考える日々が続いています。

今日は、2月24日に日本での公開を迎えた「ラ・ラ・ランド」のあらすじと感想を書いていきたいと思います。

 

公開されて次の日が仕事休みだったので、見に行ったのですが、昨日再び見に行ってきました。w初めて同じ映画を2回も見に行きました。その理由も書いて行きたいと思います。

 

※あくまで私個人の感想なので、ご了承ください!

ラ・ラ・ランドとは

あらすじ

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。

映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト

 

評価や影響

ゴールデングローブ賞は歴代最多の7部門受賞。

アカデミー賞は13部門14ノミネート。

と、公開前から騒がれていただけあって、評価はかなり高いようです。

 

日本時間27日に行われた第89回アカデミー賞受賞式の当日は会社でそわそわしながら携帯を細かくチェックしていました。一度速報で、「ラ・ラ・ランドが作品賞!」という内容のポップアップが出たものの、その後すぐに「ララランドではなくムーンライトが作品賞」だという速報が入り、「そんなことがあるのか???」と頭が混乱しました。

なんと司会者が渡された作品賞の封筒が誤りだったという、前代未聞の事件が起こりましたが、いろんな意味で歴史に残る作品になるだろうと思います。

 

また、2016年後半から世界中で話題の嵐を巻き起こした、「君の名は」以来の

話題作ということあって、昨日こんな記事が上がっていました。

zasshi.news.yahoo.co.jp

ウェブマーケティングを少しやっていた人間からすると「大納得」な内容でした。

批判的?な意見なのかもしれませんが、今後は、このように気楽に見られるものが好まれていくのではないかと考えます。

 

話が逸れましたが、感想に移りたいと思います。

 

ラ・ラ・ランドを見た感想(ネタバレあるよ)

なぜ公開1週間で2回も見に行ったのか。あ、ちなみに同じ映画を2回も映画館に行ったのは生まれて初めてです。

 

理由は

どうしても気持ちよく映画館を出ることができなかったからです。

 

映画の冒頭は、高速道路の渋滞の中、足止めを食らっているドライバーたちが車から降りてきて踊りだすという最高の出だしで始まります。カラフルでリズミカルで、ものの5分でスタンディングオベーションしたくなるような演出で始まります。

最初は「え、え、やばいこれ、やっぱり私の好きなタイプの映画や♡」と頭が支配されるほど最高のミュージカルソングです。

 

ちなみに私の3大ミュージカル映画

です。子供の時から音楽が主になる映画が大好きです。

 

そしてオーディションに根気強く参加し、女優を目指すミア(エマ・ストーン)とジャズが衰退していく中、それを救うため自分の店を持つことを目指すセブ(ライアン・ゴズリング)が惹かれ合い、それぞれが夢を追いつつ愛し合う日々が描かれていきます。

トーリーの中身はなんとも薄めではありますが、夢を追うことがお互いを刺激し合い、2人で幸せな日々を生きる姿が私は大好きです。

 

お互いが結ばれてから仲良くしている姿も大好きなのですが、1番キュンとしてたまらなくなるところは、

”リアルト”という映画館でセブと映画を見る約束を楽しみにしていたミアでしたが、今彼とご飯に行く約束をすっかり忘れて約束を放棄することに。しかしレストランでセブに惹かれたきっかけの音楽が流れているのを聞き、急いで映画館へ向かうというシーン。

 

もうキューーーーンっていう心の締め付け具合が半端ありません。

夢が溢れます。

 

仲良く過ごす2人も徐々にお互いの気持ちがすれ違っていき、引き裂かれてしまうのですが、最終的にミアの女優になる夢が叶い、パリに行ったことで話は5年後に変わります。

 

うん、この辺で、

「セブとまた出会って、ハッピーエンド!よし話見えてきた。」

って感じになってくるんですが、ミアは違う人と結婚し子供もいる様子。

そしてミアが旦那と行ったお店が、なんと自分が5年前提案した名前の「SEB'S」

セブのお店だったのです。

 

もうこの辺から、どきどきどきどきして、まだ繋がることを願っていました。

最後におそらくセブがピアノを弾きながらほんとはこんな風だったらよかったのに、、、、という夢で終わっていきます。

 

映画は、いいんです。本当にいいんです。

ですがこの最後の終わり方だけは、悲しいというか悔しいというか虚しいというか。

もうなんと言葉にあらわしていいかわかりませんが、とにかくミアとセブは最後に結ばれて欲しかったという言葉につきます。

 

1回目は絶対最後には結ばれることを期待して見続けていたため、裏切られる形で終わってしまったため、気持ちが悪く、

 

2回目行って、どうにかしてこの映画をいい気持ちで見終われるように解釈するために行ってきましたが、最後のダメージはやはりハッピーエンドが好きな私にはダメージが大きかったですw

 

しかしながら、最後の切なさ含め音楽と2人の夢追う姿と愛し合う姿は素晴らしいです。

ですが私は100%最高とは言い難い映画でした。

 

あと5年くらいして見るとすんなり入ってくるだろうな、って感じる大人向けの映画だと思います。

 

今日はこれくらいにします!

おしまい